夜景観光コンベンションビューロー、都内で授賞式
夜景観光コンベンション・ビューロー(CB)はこのほど、東京都内のホテルで「第9回イルミネーションアワード」の授賞式を開催した。総合エンタテインメント部門では、ハウステンボス「光の王国」(長崎県佐世保市)が9年連続で1位に輝いた。
同ビューローが主管する全国6100人の夜景鑑定士を対象に、「実際に行ってみてよかった前シーズンの冬期イルミネーション」というテーマで国内施設を対象にしてアンケートを実施。得票ポイントによって総合エンタテインメント、イルミネーション、プロフェッショナルパフォーマンスの各部門のランクを決めた。
同ビューローの丸々もとお代表理事は、「本年は各地のイベントで新作や新演出が増加した。デジタル中心の日常から離れたいという人々の欲求を捉えた、花やガーデン演出などの自然回帰型イルミが多くなるだろう」と傾向を分析。
総合エンタテインメント部門はイルミネーション装飾のみならず、映像やライティング、アトラクション施設、関連イベントなどとの組み合わせの傾向が強いイルミネーションイベントで、「ハウステンボス『光の王国』」が受賞。
LEDストリングス(紐形状)、ネットライト(網形状)、テープライト・モチーフライトなどをメインに使用して演出展開するイルミネーション部門は、「あしかがフラワーパーク光の花の庭Flower Fantasy」(栃木県足利市)が6年連続で第1位に。
プロフェッショナルパフォーマンス部門は、専門性、技術性の高い光の演出(プログラムを含む)が特に評価となるイルミネーションイベントで、「伊豆ぐらんぱる公園グランイルミ」(静岡県伊東市)が2年連続の第1位となった。
以下、各部門の5位までは次の通り。カッコ内数字は前年順位。
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