米運輸省と司法省、慢性的な遅延でサウスウエスト航空を提訴 


アメリカ運輸省と司法省は、サウスウエスト航空に対して、慢性的な遅延を理由としてカリフォルニア州北部地区地方裁判所に訴訟を起こした。

アメリカ運輸省は規則で、実際の発着時刻を反映しない非現実的な発着スケジュールを設定することを禁止している。利用者と業界の公正な競争の両方に損害を与えるものとして、最大限の民事罰を求めている。

サウスウエスト航空は、シカゴ/ミッドウェイ〜オークランド線とボルチモア〜クリーブランド線の2便で、2022年4月から8月にかけて、180便を遅延させていた。このうち90%以上は航空会社の責任による遅延だという。

この他にアメリカ運輸省は、フロンティア航空に対して複数の慢性的な遅延運航の罰金として、65万ドルを課した。半数は財務省に支払われ、残りは今後3年間に同様の行為がなければ支払いが免除される。

規則上では、あるフライトが1か月あたり10便以上運航され、このうち半数以上が30分以上の遅延もしくは欠航した場合、慢性的な遅延と定義されている。

【記事提供:トライシー

 
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