福島県の観光キャラバンが7月28日、東京の観光経済新聞社を訪問。9月1日から11月30日まで開催する秋の観光キャンペーンをPRした。
キャンペーンは同県とJR東日本の共同開催で、キャッチコピーを前回(2015年)のデスティネーションキャンペーンでも使用した「福が満開、福のしま。」、サブタイトルを「秋をめぐれば福きたる」と設定。「恵み(食、温泉)」「伝統(文化、祭り、体験)」「日常(景色、体験、復興)」の三つのテーマで秋の同県ならではの魅力を感じられる約90の企画を用意した。
「恵み」では、会津若松市内の協力店舗でこの時期ならではの抹茶スイーツを提供する「まち歩き抹茶スイーツ」(会津若松市、9月1日~11月30日)、「伝統」では、メインイベントの「会津藩公行列」で一般公募枠が100人追加され、総勢600人の武者たちが市内を練り歩く「会津まつり」(会津若松市、9月22~24日)、「日常」では、「霧幻峡」と呼ばれる金山町、三島町境の只見川周辺で、かつて生活の道具として使われたみのや笠、手こぎの渡し船を実際に使ってもらう「知恵と工夫が息づく昔ながらの生活を体験」(金山町、9月1日~10月31日)などの特別企画を用意した。
「昨年10月1日に全線運転を再開したJR只見線の再開1周年記念号の運行や、日本最古の公園といわれる南湖公園(白河市)の紅葉も注目です」と、歌やダンスで福島県の観光をPRする「HAPPYふくしま隊」の美湯さん。
「HAPPYふくしま隊」の美湯さん(右端)らキャラバンの一行