石川県(谷本正憲知事=写真右)は8日、東京・銀座にアンテナショップ「いしかわ百万石物語・江戸本店」を開業した。開業記念式典には、石川県出身の遠藤関(写真左)、北陸新幹線開業PRマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」(写真中央)も駆けつけた。
谷本知事はあいさつで「銀座の一等地に石川県の伝統工芸品、海山の食材、和菓子の素晴らしさなどをPRする拠点ができた。来年3月14日の北陸新幹線開業に向けて、特に観光誘客には力を入れていきたい」と強調した。
同施設は、地上1、2階、地下1階の3フロアで構成。石川県の名産品、伝統工芸品など1900種類以上の商品を販売している。地下1階のイートインスペースと2階のカフェでは、石川の食材を使用した料理などを九谷焼や輪島塗の器で提供する。
2階の観光案内コーナーでは、専任の観光コンシェルジュが観光地や食、イベントなどの旅行情報をきめ細かく案内する。
外壁には瓦屋根の二重ひさし、入り口には加賀友禅のれんを揚げ、石川県の伝統的な町屋のイメージの演出を施している。
「いしかわ百万石・江戸本店」の概要
(住所)東京都中央区銀座2-2-18TH銀座ビル、(電話)03-6228-7177、(休日)年末年始のみ、(営業時間)午前10時〜午後9時、(床面積)334.76平方メートル。
フロア詳細
(2階、130.24平方メートル)取り扱い商品は九谷焼、輪島塗、山中漆器、金沢漆器、金沢箔、加賀友禅など。カフェ・加賀棒茶セット、金箔コーヒーセット、加賀紅茶セット、和菓子。
(1階、105.25平方メートル)取り扱い商品は加賀野菜、能登野菜、水産加工品、農産物加工品、醤油、味噌、塩、惣菜など。
(地下1階、99.27平方メートル)取り扱い商品は和菓子、地酒、珍味など。イートイン・能登牛ステーキ丼、加賀百万石天丼など。