百戦錬磨、茨城県・桜川市、常陽銀行、凸版印刷が連携協定を締結


 百戦錬磨、茨城県・桜川市、常陽銀行、凸版印刷は13日、連携協定を締結した。

「いつもと違う旅をしよう」をコンセプトとする民泊予約サイト「STAY JAPAN」(https://stayjapan.com/)を運営する株式会社百戦錬磨(宮城県仙台市、代表取締役社長:上山康博、以下百戦錬磨)は3月13日(火)、桜川市(市長 大塚 秀喜)、株式会社常陽銀行(頭取 寺門 一義)、凸版印刷株式会社(代表取締役社長 金子 眞吾)と、桜川市真壁地区を中心に集積する歴史的建造物や古民家の再生利活用を通じた地域振興を目指す連携協定を締結いたしました。

桜川市は、茨城県の西部に位置し東京から程近い立地条件や、「重要伝統的建造物群保存地区」として関東では4地区目、県内では唯一指定された真壁地区の町並みに風情ある商家や古民家などがあるほか、ヤマザクラの自生する里山には農村集落が広がり、田舎暮らしを楽しめる古民家が点在するなど、数多くの歴史的資源が残っている地域です。このような魅力的な観光資源を豊富に持つ一方、市内の宿泊施設不足から日帰り観光客が多く、観光振興の観点から「宿泊」への取組みはテーマの一つでもありました。

本協定のもと、2018年6月に施行される「住宅宿泊事業法」を契機とし、これらの地域資源を生かした古民家などの民泊・農泊の活用を推進し、交流人口の拡大による地域振興に取り組んでまいります。

今後は、第1ステップとして「住民参加型ワークショップ」、「イベント民泊の実施」など地域住民に向けた理解促進、試作的な取組みを踏まえ、第2ステップとして本格的な民泊・農泊の実施に向けた取組みを検討いたします。(※スキーム図(案)は下記記載)

百戦錬磨として、今回の地域連携協定は、2017年5月の徳島県および美馬市、2018年2月の浦添市(沖縄県)との提携に続く3例目となります。今後も、観光ポテンシャルを持ちながら宿泊施設の不足している地域において民泊を活用し、地域課題を解決するとともにその地域ならではの魅力発信を行うための地域連携協定を全国的に進め、新たな観光需要の創造を行ってまいります。

【協定の概要】
4者(桜川市、百戦錬磨、常陽銀行、凸版印刷)は各々の得意分野を中心に役割を発揮し、地域の交流人口の増加やインバウンド需要の取り込み等、桜川市の振興に連携して取り組むこととする。

1 協定締結日平成
30年3月13日(火)

2 協定締結者
桜川市、株式会社百戦錬磨、株式会社常陽銀行、凸版印刷株式会社

3 連携事業
①    桜川市の各種地域資源を活用した地域振興策の実践
② 古民家の再生及び活用を通じた民泊・農泊事業展開

4 各社の役割
○桜川市 …地域資源全般のPR等
民泊に関するワークショップやイベント民泊の企画運営等
○百戦錬磨…住民参加型ワークショップでの講演
民泊導入にかかる総合的なコンサルティングを実施。
自社で運営する民泊予約サイト「STAY JAPAN」を通じた情報発信
○常陽銀行…事業全体コーディネート
リノベーション費用などの古民家活用に係わる資金の調達スキームの提案
常陽銀行が出資するめぶきファンドを活用した支援。クラウドファンディングの活用提案
○凸版印刷…本事業のPR・情報発信(HP、印刷物、映像制作等)
桜川市地域DMO、また近隣自治体との連携お土産品の開発支援 等

参考:)スキーム図(案)

※SPC:Special Purpose Company(特別目的会社)の略。企業が限定された目的のために設立する法人のこと。

 
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