熊本国際観光コンベンション協会の専務理事らが8日、東京都台東区の観光経済新聞社を訪れ、最新の観光情報を紹介した。
訪れたのは甲斐嗣敏専務理事、黒木三奈子・事業推進課長、山部綾・同課サブマネージャー=写真。
10月8日、首都圏の学会や国際海外キーパーソン(熊本市MICEアンバサダーを含む)、会議運営サービス会社などを対象に、都内で初めてMICEに関するセミナーと情報交換会を開催。市関係者を除いて約30人が参加。セミナーではコンベンション施設の概要や支援制度、観光の最新情報などを提供した。
また、11月8日から1カ月間、水前寺成趣園でナイトイベント「Lux Night KUMAMOTO2024」を初開催する。観光庁の「特別体験事業(民間企業等支援事業)」に採択されたイベント。
細川ガラシャの生涯をテーマにした光と音を演出し、オーディオガイドに沿って荘厳な竹あかり(竹灯籠)が生み出す世界を楽しんでもらう。時間は18~21時で、入場料1800円。15歳以下は無料。
熊本経済に大きな影響を与えているのが台湾積体電路製造(TSMC)の進出。周辺の地価は全国トップの上昇率で、ホテルや飲食店もにぎわっている。
スターラックス航空やチャイナエアラインなどの就航により、熊本―台湾(台北)間の定期便も徐々に増えて、現在は週12便運航されている。台湾からの旅行者が目立ち、特に熊本城が人気という。