「世界の温泉首都・日本」温泉ツーリズム推進協議会と松山市は7月18日、愛媛県県民文化会館で「温泉シンポジウムin松山」を開催。関係者のほか一般市民ら約200人が参加。道後温泉の観光まちづくりの取り組みについて学んだほか、協議会参加自治体の市長らがパネルディスカッションを行い、日本が誇る文化・観光資源である温泉の価値向上と世界的な発信に向けて、事例の共有や意見交換を行った。
冒頭、大阪観光局の溝畑宏理事長は「日本の温泉は歴史、文化、精神性、その経済効果などの面から世界に誇れるコンテンツだ。大阪・関西万博とその後を見据えて、自治体の皆さんと世界に向けて発信し、世界の温泉地との連携も考えていきたい」とあいさつ。
災害対応で急きょ欠席となった野志克仁・松山市長に代わり歓迎の辞を述べた藤田仁副市長は、「道後温泉本館が5年半ぶりに全面再開するという節目の年に、松山でシンポジウムが開催できることをうれしく思う。シンポジウムが温泉や地域活性化のきっかけになれば」と歓迎した。
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