清和綜合建物はみずほ銀行と共同で、東武スカイツリーライン浅草駅正面に位置する雷門第一ビルを、低層階を銀行店舗、低層階の一部および上層階をホテルとする複合ビルに建て替え、2020年春の竣工を目標に準備を進めているが、このほど東武グループの東武ホテルマネジメントとホテル営業に関する賃貸借予約契約を締結した、と発表した。ホテル名称は、「浅草東武ホテル」を予定。部屋数は275室となる。
東武グループでは、「東武グループ中期経営計画2017~2020」に基づく新規ホテルの展開により、同じく20年までに客室千室増を目指している。ほかにも、「ザ・リッツ・カールトン日光」、「ACホテル・バイ・マリオット東京銀座」、「東武ホテル川越駅西口駅前(仮称)」の開業を進めている。
「浅草における新規ホテル開業は、浅草・東京スカイツリータウンエリアの観光地としての価値向上にも寄与するもの」と東武ホテルマネジメント。今後も、「急伸するインバウンド需要や旺盛な国内ホテル需要を捉えた新規ホテルを展開することで、消費者のさまざまなニーズを満たす宿泊施設を提供する」としている。