日本旅行はこのほど、津軽鉄道(青森県)の夜行列車に乗車するツアーを発売した。鉄道の起点、五所川原で開催される「立佞武多(たちねぷた)」に合わせて企画。旧型客車で特別に運転される夜行列車に乗るとともに、参加者のうち20人に立佞武多の曳き手体験をしてもらう。
津軽鉄道は五所川原―津軽中里間20.7キロの地方鉄道で、冬のストーブ列車が有名。起点の五所川原は夏の津軽を代表する祭り、立佞武多で知られ、この祭りの夜にストーブ列車で使う古い客車を使った特別の夜行列車を運転する。
国内でも数少ない旧型客車により、昭和の夜汽車を再現。夜間、同区間を2往復する。カップ麺の夜食やオリジナルのサボと硬券乗車票、五所川原「エルムの湯」の入浴券をプレゼントする。
8月4、5日の催行で、料金1万8千円。募集72人。