木製浴槽専門メーカー、檜創建(岐阜県中津川市)は、ヒノキ造りのデッキチェア「fiume(フューメ)」を開発した。「アート感覚でおもてなし」をコンセプトとし、高級旅館・ホテル向けにぜいたくな浴室空間の創造を提案している。
fiumeは、アート性とゼロリクライニング(無重力感)を融合。体を包み込むしなやかで流れるようなデザインと無段階リクライニングが浮遊感を実現した。
同社では、fiumeで取り入れたデザイン的な取り組みが、宿泊客の旅館・ホテルの浴室での過ごし方を「ただ入浴する」ことから「ゆったりとした時間を楽しむ」ように変わっていくとみている。
同社はfiumeを4月にイタリアで開催された世界最大級の家具見本市「ミラノサローネ」に出品。各国の来場者から高い関心を集めた。
問い合わせ先は、檜創建TEL0573(75)5400。
開発したデッキチェア「fiume」