愛媛県松山市は1日から5日まで、JR新宿駅の西口広場イベントコーナーで「物産と観光展」を開いた。「坂の上の雲ミュージアム」や松山の味覚、観光などを乗降客らにアピールした。誘客に結びつけるのが狙い。
同イベントを東京で実施するのは6年ぶりで、新宿では初めて。観光経済新聞社も後援した。
開展式には中村時広市長はじめ、中山弘子新宿区長、安田彰JNTO理事、吉田正嗣日観協理事長らが出席、テープカットを行った=写真。
中村市長は「新宿は(市と関係の深い)夏目漱石の生誕の地で、学生時代は私も新宿区民だった」と懐かしさを強調した上で、「大いに松山をアピールしてほしい」と出展者を激励。中山区長も「松山は新宿にとってもゆかりの地」と述べ、イベントの成功を祈った。
会場では特産品や伝統工芸品の展示即売や観光資料の配布、パネル展などが行われた。