東北6県と新潟県、観光団体などで組織する東北観光推進機構（松木茂会長）は8日、記者会見し＝写真、新型コロナウイルスの影響で大きく落ち込んだ観光需要を回復するため、域内の交流促進を促す「東北・新潟応援！絆キャンペーン～旅を楽しもう～」を6月中旬以降から来年3月まで行うと発表した。
特設サイトの開設や、東北6県と新潟県の歴史や文化などの魅力を伝える動画の発信（ウェブプロモーション）などのＰＲ事業に取り組む。感染症の収束状況を見据え、自治体や関係事業者と連携し、各県への誘客につながる情報の提供、ＪＲ東日本の周遊企画の紹介やポスターの掲示を行う。
松木会長は、「域内は比較的感染数が少なく、ｗｉｔｈコロナの状況にあることから、取り組めるところから取り組む」と同キャンペーンへの意気込みを語った。
夏以降は政府の「Ｇｏ Ｔｏキャンペーン」などとも連携。来春の東北デスティネーションキャンペーンにつなげる方針だ。
