日豪両国の観光当局、観光関係者が話し合う第10回日豪観光交流促進協議が5日、長野県飯山市で開かれた。2019年に豪州・パースで開催されて以来4年ぶり。ポストコロナの観光政策のほか、アドベンチャーツーリズムや持続可能な観光についての事例発表、意見交換が行われた。
日本側の代表は、観光庁の星野光明国際観光部長、豪州側の代表はオーストラリア政府観光局のアンドリュー・ホグアジア地区・航空担当副局長と、在日オーストラリア大使館公使兼北東アジア統括ジェネラルマネージャーのエリザベス・コックス氏。
協議には阿部守一知事が出席。長野県内の軽井沢町、上田市、野沢温泉村、飯山市、長野市などの協力で、豪州側の参加者に長野の魅力を紹介した。歓迎レセプションは前日の4日、軽井沢―長野間を走るしなの鉄道の観光列車「ろくもん」内で開催された。