日本観光旅館連盟(佐久間進会長、4374会員)と国際観光旅館連盟(佐藤義正会長、1388会員)は9日、来年6月をメドに合併することで基本合意した。同日、都内のホテルで両会長が記者会見し、明らかにした。07年度総会での議決を前提に「対等な精神」に基づき合併するが、手続き上は国観連を存続法人とし、日観連は解散する。新団体の名称は未定。両会長は組織統合により、旅館業の経営安定化や金融・税制上の問題解決、重複する会員の会費負担軽減などのメリットを強調した。
会見を終え握手する佐藤会長(右)と佐久間会長