
日本財団は、誰もが快適に使用できる公共トイレ17カ所を設置するプロジェクト「THE TOKYO TOILET」を実施している。
トイレは日本が世界に誇る「おもてなし」文化の象徴。しかし、多くの公共トイレが暗い、汚い、臭い、怖いといった理由で利用者が限られている状態にあります。本プロジェクトでは、性別、年齢、障害を問わず、誰もが快適に使用できる公共トイレを2021年夏までに区内17カ所に設置します。建築界のノーベル賞と呼ばれるプリツカー賞受賞の建築家でもある坂茂氏、槇文彦、安藤忠雄氏、伊東豊雄氏らに参画いただき、優れたデザイン・クリエイティブの力で、インクルーシブな社会のあり方を広く提案・発信していきます。加えて、訪れた人々に気持ちよく利用していただけるよう、従来に比べ清掃をはじめとしたトイレの維持管理を強化します。これにより、利用者自身が次の人のためを思う「おもてなし」の心の醸成も目指していきます。それぞれのコンセプトなど、詳細はTHE TOKYO TOILET 特設ウェブサイトをご参照ください。http://tokyotoilet.jp/
渋谷区内のトイレのマップはこちらをご覧ください:https://prtimes.jp/a/?f=d25872-20200916-9745.pdf
なお、トイレの設計施工には大和ハウス工業株式会社、トイレの現状調査や設置機器・レイアウトの提案にはTOTO株式会社のご協力を頂いています。
<完成済み7カ所のトイレ>
(撮影:永禮賢)
はるのおがわコミュニティパークトイレ(デザイン・坂茂氏)
代々木深町小公園トイレ(デザイン・坂茂氏)
恵比寿公園トイレ(デザイン・片山正通氏・ワンダーウォール)
恵比寿東公園トイレ(デザイン・槇文彦氏)
東三丁目公衆トイレ(デザイン・田村奈穂氏)
西原一丁目公園トイレ(デザイン・坂倉竹之助氏)
神宮通公園トイレ(デザイン・安藤忠雄氏)