日本観光協会は16日、「日本観光ポスターコンクール」の受賞団体を決めた。沖縄県国頭村の作品「やんばる ふんばる 国頭村」が「メッセージが明確に表現されていてインパクトが強い」「昆虫を通してやんばる(国頭村)の空気が伝わり、重い色調がよりやんばるという土地を強調している」──などを理由に金賞(国土交通大臣賞)を受賞した。
同コンクールは1947年に始まり、今回で59回目となる。「わが国唯一の全国的レベルでの観光ポスターコンクール」と日観協。今回は282点の応募があり、金賞のほか、銀賞7団体、特別賞3団体、入賞13団体を選んだ。
表彰式は6月11日、都内で開かれる日観協総会で行う。なお、銀賞、特別賞の受賞団体は次の通り。
【銀賞】
JRグループ賞=北陸三県誘客促進連携協議会▽日本政府観光局(JNTO)理事長賞=JR東日本東京支社▽国際観光旅館連盟会長賞=湯河原町・湯河原温泉観光協会▽日本観光旅館連盟会長賞=豊田市観光協会▽財団法人日本交通公社会長賞=東京都三宅村・三宅島観光協会▽日本交通文化協会理事長賞=ふらの観光協会▽日観協会長賞=名古屋市・名古屋観光コンベンションビューロー
【特別賞】
地球の笑顔賞=秋田県鹿角地域振興局地域企画課▽ニューツーリズム賞=宇部・美弥・山陽小野田産業観光推進協議会