日本旅館国際女将会(長坂正惠会長=下呂観光ホテルしょうげつ、事務局・観光経済新聞社)は15日、3月定例会をホテルニューオータニ内にある仏料理レストランのトゥールダルジャンで開いた。
定例会では、古都の宿むさし野(奈良県奈良市)の山下育代女将の新規入会を承認。また、台湾台中市政府観光旅游局(陳盛山局長)からの訪台要請にこたえる形で、7月に約20人の現地訪問団を編成することなどを決めた。
現地では、旅行会社、メディアなどを対象に、日本旅館や温泉文化について数人の女将が講演する予定だ。
定例会終了後は、自由民主党本部を表敬訪問し、総裁応接室で、二階俊博幹事長、「新・観光立国論」の著書などで知られるデービッド・アトキンソン氏と懇談した。二階幹事長から「おもてなしに女性の力は欠かせない。おのおのが精一杯がんばってほしい」と激励の言葉を受けた。
夕刻からは、渋谷区の国連大学本部ビルで開かれた国連世界観光機関駐日事務所東京事務所開設記念講演会・レセプションに出席し、和服姿で華を添えた。