日本旅行は乳幼児の「非認知能力」を育む体験型プログラムを盛り込んだ親子で参加するツアーをこのほど企画した。第1弾を来年1月18日、神奈川県伊勢原市の大山で催行する。
非認知能力は、コミュニケーション力や、意欲、忍耐力、学びに向かう姿勢など、数値での測定が困難な能力。乳幼児に顕著な発達が見られ、家庭教育や子供を取り巻く環境が重要という。
同社の調査部門「日本旅行総合研究所」がこの能力に着目し、観光や地方創生事業を掛け合わせた事業開発を進めてきた。
第1弾を伊勢原市の大山で設定。「乳幼児期の非認知能力を育むには、親子一緒に五感を使って自然の中で思い切り遊ぶことが重要」と、自然の中での外遊び体験ほか、同能力の向上へ、保護者に正しい知識を持ってもらうペアレントトレーニング、英語教育のきっかけとなる英語でのコミュニケーションを盛り込んだ。