日本の宿おもてなし検定委員会、普及に向け意欲

  • 2011年5月14日

旅館3団体などの会長が出席(左から2番目が小口委員長)

旅館3団体などの会長が出席(左から2番目が小口委員長)

 旅館の接遇に関する資格制度「日本の宿おもてなし検定」を主催する同検定委員会(旅館3団体などで構成)は4月22日、7月の第3回初級・第2回中級試験に向けた会合を東京都内で開催。小口潔子委員長(四季彩一力)が「『おもてなし』の心を検定で普及させたい」と意欲を示したほか、委員メンバーからは検定の意義と効果を高く評価する声が相次いだ。

 小口委員長は冒頭、「大震災は、図らずも日本人の持つ『相手を思いやる心』を顕在化させた。被災地内での助け合いの様子は海外メディアにも報じられ、日本人の心に賞賛が寄せられている。苦難の時だからこそ、日本人の原点とも言うべき『おもてなし』の心を検定という形で広く普及させていきたい」と語った。

 委員の1人、佐藤義正・国際観光旅館連盟会長は、「風評被害などでお客さまが少ない今、裏方を務めるスタッフにもおもてなしの心を学んでもらう良い機会」と発言。経営する南部湯守の宿大観では、自らが講師となり全従業員を対象に講習会を実施する。「講習後、客室係はもちろんだが、調理場スタッフの接遇意識も高まった。各部署間の連携も良くなってきた」と研修効果の高さを再認識したという。

 このほか委員として、近兼孝休・日本観光旅館連盟会長や佐藤信幸・全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会会長、小田禎彦・JTB協定旅館ホテル連盟会長らも出席。おもてなし検定を普及させるための意見や提言がそれぞれから出された。

 おもてなし検定は09年の夏にスタート。受験者からは「立居振る舞いや話し方が変わった」「認定バッジを付けるようになって、より意識が高まる」など、接遇サービスのレベルアップにつながったとの声が数多く寄せられている。経営者からも「合格した一人ひとりが自信に溢れている」とモチベーションアップの効果を評価する声が挙がる。

 今年度の第3回初級・第2回中級試験の受け付けは1日に開始、6月15日まで。試験はウェブ上で7月1〜15日に実施する。

旅館3団体などの会長が出席(左から2番目が小口委員長)
旅館3団体などの会長が出席(左から2番目が小口委員長)
 
 
 
新聞ご購読のお申し込み  ベストセレクション

 メルマガ申し込み

注目のコンテンツ

第35回「にっぽんの温泉100選」発表!(2021 年12月20日号発表)

  • 1位草津、2位下呂、3位別府八湯

2021年度「5つ星の宿」発表!(2021年12月20日号発表)

  • 最新の「人気温泉旅館ホテル250選」「5つ星の宿」は?

第35回「にっぽんの温泉100選・選んだ理由別ベスト100」(2022年1月1日号発表)

  • 「雰囲気」「見所・レジャー&体験」「泉質」「郷土料理・ご当地グルメ」の各カテゴリ別ランキング・ベスト100を発表!
Visit Us On FacebookVisit Us On TwitterVisit Us On YoutubeVisit Us On Instagram

2022年度「投票した理由別・旅館ホテル100選」(2022年1月17日号発表)

  • 「料理」「接客」「温泉・浴場」「施設」「雰囲気」のベスト100軒

観光経済新聞の人材紹介

  • 旅館・ホテルの人材不足のお悩み無料相談はこちら