
栃木県日光市は、同市のさまざまな資源に新たな光を当てるブランディング「NEW DAY’ NEW LIGHT. 日光」を展開している。その活動の一環として、日光独自の和魂洋才の魅力を発信する媒体としてチョコレートを活用し、市内の活性化と誘客を図るプロジェクト「CHOCOTTO NIKKO(ちょこっと日光)」を実施している。このほどオリジナルチョコレートの販売が決定し、「チョコレートのまち・日光」のブランディングをより一層推進していく。
日光市はプロジェクト進行に際し、シンボルとなるご当地チョコレートの製作を日本チョコレート工業協同組合(同市)と共同で進行。デラックスチョコレートのパッケージを市が新たにデザインした「CHOCOTTOじゃないCHOCOLATE〈ちょこっとじゃないちょこれいと〉」=写真=として10月1日から販売を開始する。
同製品は、ほんのりとした甘さが口の中に心地よく残るミルクチョコレート。「中禅寺湖畔にチョコレートの聖地であるベルギーのほか、イギリス、フランス、イタリアの大使館別荘群が建ち並ぶ『洋』の文化を感じさせる製品にしたい」との同市の思いが詰まっている。「箱の中には『ちょこっと変わったメッセージ』も入っていますので、併せてお楽しみください」と同市担当者。
価格は1400円(税込み)で、ニコニコ本陣ニコニコマルシェ、mekke 日光郷土センター、日光自然博物館の市内3カ所で販売する。正式販売開始に先立ち、9月24日に東京スカイツリーソラマチ内のとちまるショップイベントブースで先行販売を行う。
同市は、CHOCOTTO NIKKOプロジェクトに関する登録商品も市内各地で販売している。「苺(いちご)のちょこ(日光千姫物語)」や「日光ショコラぷりん(日光ぷりん亭)」など、各施設が個性あふれる商品を展開している。詳細は公式インスタグラム(QRコード)。