旅館経営人財育成アカデミーは、ホスピタリティ業界向けのビジネススクール「宿屋大学」と提携し、オンライン講座について、JTB協定旅館ホテル連盟会員の宿泊施設を対象に3千円を補助し、受講料4~5千円のところ2千円で受講できるようにしている。
新型コロナウイルスの影響で上期の研修の大半が中止となり、研修をオンライン型へと切り替える必要性から、宿泊施設を対象にしたオンライン講座を設定している宿屋大学と協力することにした。コロナで経営がひっ迫している旅ホ連会員の負担を少しでも軽減し、人材育成に貢献するのが目的。6月から8月までの宿屋大学のオンライン講座には50人の旅ホ連会員が参加した。
9月で補助を行うのは次の二つ。9月15日「宿屋塾@ZOOM 旅館の未来~生き残り戦略と新しい時代の旅館の役割とは」。井門観光研究所所長、高崎経済大学地域政策学部観光政策学科准教授の井門隆夫氏が講師を務め、旅館の生き残り策とアフターコロナ時代の旅館の在り方や新たな価値創造のカタチを語る。
9月18日「宿屋塾@ZOOM ホテル・旅館のためのファイナンス入門講座~資金繰りの実践ノウハウと財務の基礎知識」、講師はインテグリティサポート代表取締役の桐明幸弘氏。ホテル・旅館が経営を持続するために知っておくべきファイナンスの基礎知識や、資金繰りの工夫、金融機関との付き合い方のノウハウが学べる。
10月以降も随時行う予定。