旅館協会8月の宿泊実績、人員はコロナ禍前比38%減


 日本旅館協会北海道支部連合会は宿泊実績調査の8月の結果を発表した=表。対象施設125軒のうち114軒が回答。前年同月比で宿泊人員は50.9%増、コロナ禍前の2019年の同月比では約38%減となった。

 宿泊人員の月別の前年同月比は今春以降、4月が77.3%増、5月が141.9%増、6月が230.0%増、7月が59.1%増と増加が続くが、コロナ禍前比で6割ほどにとどまっている。

 8月は、前月に続き3年ぶりに行動制限のない夏を迎える中で「どうみん割」が実施され、前年比では宿泊需要が回復の兆しを見せていたものの、通常年度比では宿泊人員は依然として低水準で推移している。「2019年度比で、国内客は73.5%まで回復しているが、訪日客は同2.4%で、まだまだこれからだ」と同連合会。

 回答旅館から8月の動向について、次のような声が上がっている。

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