日本旅館協会東北支部連合会はこのほど、宿泊実態調査の1月の結果をまとめた=表。対象施設105軒のうち101軒が回答。東北6県合計の宿泊人員は前年同月比72.3%減、売り上げは同57.6%減となった。宿泊人員、売り上げのいずれも、前年同月比減となった。
宿泊人員の月別の前年同月比は、8月が45.1%減、9月が20.8%減、10月が7.8%減、11月が7.4%減と回復していたが、12月は34.7%減と減少幅が大きくなり、1月は減少幅がさらに拡大した。
売り上げの月別の前年同月比は、10月の同3.0%減から、11月は同0.9%増と増加に転じたが、12月は減少に転じ、1月は減少幅が大きくなった。
1月は、政府による緊急事態宣言発出とGo Toトラベルキャンペーンの一時停止、大雪の影響もあり、前月に続き予約数が伸び悩み、稼働が低調に推移。休館措置を取る会員施設も多く見られた。