帝国データバンクによると、今年4月のホテル・旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は6件、負債総額は19億3500万円だった。件数は前月比1件、前年同月比2件それぞれ減少(14.3%減、25.0%減)。負債総額は前月比4億700万円増加(26.6%増)、前年同月比26億3千万円減少(57.6%減)した。
件数は1、2月と並び、今年最少。昨年6月以来、11カ月連続で1ケタ台にとどまった。
負債総額は3月に次いで、今年2番目に少ない数字だった。また昨年4月以来、13カ月連続で100億円の大台を下回った。
1月からの累計は、件数が前年同期比8件減(24.2%減)の25件。負債総額が同247億6100万円減(73.2%減)の90億6600万円。