帝国データバンクによると、今年2月のホテル・旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は9件、負債総額は99億4千万円だった。件数、負債総額ともに前月、前年同月から増加し、負債総額は2014年度(2014年4月〜2015年3月)で最多、件数は5月と8月の10件に次ぐ高水準となった。
件数は前月比6件、前年同月比3件それぞれ増加(200.0%増、50.0%増)。ただ、6カ月連続で1ケタ台にとどまった。
負債総額は前月比80億7700万円、前年同月比79億500万円それぞれ増加(433.5%増、388.5%増)した。ただ、23カ月連続で100億円の大台を下回った。
昨年4月からの年度累計は、件数が前年同期比16件減(18.2%減)の72件。負債総額が同8億5300万円増(2.0%増)の435億8200万円。