国の文化審議会は2月25日、日本酒や焼酎、泡盛といった日本の「伝統的酒造り」を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に提案することを決めた。
無形文化遺産保護条約関係省庁連絡会議の了承を得て、3月末に提案書を出す予定。文化庁によると、2024年のユネスコ政府間委員会で登録可否が審査される見通しという。
提案理由について文化審は、「伝統的酒造りは手作業の技として築き上げてきた伝統工芸技術であり、酒そのものは日本人の社会的慣習、儀式、祭礼行事にも深く根ざしている」と説明している。
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