徳島県の飯泉嘉門知事が6日、東京都品川区のJTB本社を訪れ、田川博己社長と面談。四国で唯一、観光圏に認定された「にし阿波観光圏」など徳島の観光情報を“トップセールス”でPRし、JTBでの積極的な販売を要望した。
飯泉知事は、にし阿波観光圏について「海外の皆さんを招き入れて2泊3日で泊められるようハード、ソフトを整備していく」と説明。「ぜひ旅行企画を」と迫った。田川JTB社長は、旅行会社として観光圏整備事業に期待していると語り、商品化に当たっては「現地の支援をいただきたい」と協力を求めた。
飯泉知事はまた開催が決まった来年の「第2回とくしまマラソン」の誘客も求めた。とくしまマラソンはJTB徳島支店の提案から生まれ、今年4月の第1回が好評だった。
田川社長を訪れた飯泉知事(左)