広島県三原市、観光ＰＲ動画「海・山・空夢ひらくまち」公開

　広島県三原市は、観光ＰＲ動画「海・山・空　夢ひらくまち」を公開した。

広島県三原市が瀬戸内三原450年事業の一環として観光プロモーションPR動画を制作し、この度YouTubeでの公開をスタートした。

　この動画は、三原城築城450年を機に、三原市が観光産業の発展を図り発足した「瀬戸内三原築城450年事業推進協議会」が主導となり2017年に制作をスタート。同市の観光資源である『食』、『祭り』、『景観』をテーマに、瀬戸内の海の幸“タコ”やスイーツなど魅力的なグルメ、数十万人の来場客を記録する祭り“やっさ祭り”他、市域に数多ある名所旧跡等を4K映像にて撮影し、瀬戸内エリアにおいても有数の観光資源を持つ同市の魅力を盛り込んだプロモーション動画として仕上がっている。

日本で唯一、城跡の本丸に新幹線、在来線の駅がある三原城。同城は永禄10（1567）年に戦国武将の毛利元就（もうりもとなり）の三男、小早川隆景（こばやかわたかかげ　1533～1597年）により築城され、沼田川河口の三原湾に浮かぶ大島、小島をつないで築いた城は“浮城”とたたえられ、一帯は城下町として栄えた。

現在の三原市は、前述の新幹線、在来線に加え、隣接する他市の島々への船も出入りする三原港、更には広島県の空の玄関口でもある広島空港も同市内に擁し、まさに陸・海・空の交通インフラの揃ったアクセシビリティの良いまちでもある。

今回の動画には、冬場の早朝に発生する“海霧”が収録されている他、瀬戸内の多島美、海や山に囲まれた同市の自然豊かな景観、名物グルメ、全国的な人気を誇るスイーツ発祥の地である本店や左党にはたまらない酒蔵など盛りだくさんの内容となっている。

また、ミュージック・ビデオ風ドラマ『母と息子のふたり旅』も同時に制作され、亡き父の生まれ故郷である三原市を母と息子が初めて二人で訪れ、父の足跡を辿る、ハートフルな内容になっている。楽曲はリップスライムや今井美樹を手掛けたプロデューサー、福富幸宏が『Castle Town』を書下ろし、シンガー、birdが歌唱。そんな両名からそれぞれが動画と楽曲にコメントをよせている。

■福富幸宏（作詞、作曲、編曲）

「三原市の地域的特性と自然の美しさを踏まえ、叙情性のある曲を書かせていただきました。詞は少し抽象的なのですが、birdさんの素晴しい歌声と、三原の美しい自然をとらえた映像によって、具体性を得ることができたと思います。この曲が三原市への関心を高めることに少しでも貢献できることを祈っています。」

■bird （歌唱）

「歌で参加させていただきました。映像を見ていて、自然あふれる三原市へ一度訪れてみたいなと思いました。海が大好きなので、三原市からゆっくり海を眺めてみたいです。」

PR動画は、『食』『祭り』『景観』のジャンルに分けた各3分バージョンと、『食／祭り／景観』全てをまとめて紹介する5分バージョンを制作、さらにミュージック・ビデオ風ドラマ『母と息子のふたり旅』（約3分）を様々なターゲットに向けて配信。動画を見ていると、一度だけではなく、季節を変えて、何度でも行きたくなる三原市の魅力が伝わる内容になっている。

広域観光連合等、先進的な試みを続ける瀬戸内エリア。その中でも観光資源とアクセシビリティに恵まれた三原市の魅力を動画で体感してください。

■【広島県三原市観光PR動画】「浮城は知っとる」Full Version
https://youtu.be/jDPWTBEUl3w