島根県は8日、大阪市北区のリーガロイヤルホテル大阪で、関西地区島根県観光情報説明会を開催した。関西地区の旅行会社や報道関係者など約300人が出席。説明会では、澄田信義・島根県知事が、世界遺産登録が見込まれる石見銀山遺跡や、3月10日開館の島根県立出雲古代博物館、松江開府400年祭事業などを中心に島根県の観光の魅力をアピールした。
プレゼンテーションでは、島根県立古代歴史博物館について施設の説明があったほか、上田正昭名誉館長が、同博物館誕生までの経緯やエピソードを語った。
石見銀山遺跡では、和田亮・太田市観光課長と篠原修・浜田市観光係長が受け入れ状況や観光コースについて紹介。遺跡を守りながらの観光振興について理解と協力を旅行会社に呼びかけた。松江開府400年祭事業は、同祭推進協議会の西尾俊也事務局長が町並み歩きを中心に、07年は「菓子」、08年が「食」、09年に「伝統」、10年には「物産」をそれぞれテーマにしたシンボルイベントを展開し、最終年の11年に開府大博覧祭を開催する計画を説明した。
澄田知事