小田急電鉄は13日、小田急線新宿駅構内にある 外国人旅行者専用の案内所「小田急外国人旅行センター」の利用者が30万人を超えたと発表した。30万人目は韓国人夫妻で、記念のロマンスカーオリジナルグッズなどを贈った。
同センターは99年8月、鉄道業界で初めて外国人旅行者専用の案内所として開設された。英語、中国語、韓国語が堪能なスタッフを配置し、観光や交通案内、乗車券や各種フリーパスなどを発売している。
05年9月にはJNTOの「i」案内所(現ビジット・ジャパン案内所)に指定されている。07年度は約6万5千人の利用があった。
小田急電鉄によると、30万人目は韓国のユンさん夫妻で、新宿駅長との記念撮影などのセレモニーが行われた。また同日から、センター利用者先着3千人にロマンスカーオリジナルのフォトフレームをプレゼントする記念イベントを始めた。 ユンさんは「大変驚いたが嬉しい。新婚旅行の良い記念になった」と笑顔で話した。