小田急トラベル(東京都渋谷区、小柳淳社長)は14日、「新・宿泊予約システム(宿Q〈やどきゅう〉)」を稼働開始した。同社ホームページの国内旅行サイトに、新規開発した宿泊予約サイトを統合し、運用を始めた。
宿Qは年会費、契約費が無料。宿泊施設が支払う手数料率は8%。24時間、365日客室在庫、宿泊プラン料金の変更が可能で、当日予約も受け付ける。
同社の通常の契約宿泊施設は箱根地区73軒と湯河原・熱海・伊豆地区85軒だが、宿Qでは東北から中部まで60軒の旅館と契約した。契約施設は旅館を中心に今後順次、全国に拡大する。
同社では「パンフレットやインターネットによる箱根伊豆地区中心の募集型企画旅行の販売に、宿Qによる宿泊販売を加えることで、利用者の利便性拡大を図りたい」と話している。問い合わせ先は、同社eビジネス営業部TEL03(3379)6313。
小田急トラベルホームページ