総務省はこのほど、サービス産業動向調査の6月分(速報)を公表した。同月の宿泊業(旅館・ホテル、簡易宿所、下宿業)の売上高は4045億9700万円で、前年同月比0.7%減少した。また宿泊業の従事者数は73万7900人で、同0.1%減少した。それぞれ2カ月連続、10カ月ぶりに減少した。
サービス産業全体の売上高は31兆7456億7800万円で、同1.2%増加。宿泊業以外では、飲食店が0.9%増加、娯楽業(公園・遊園地、映画館など)が2.2%減少、道路旅客運送業が1.4%減少など。
9の産業大分類別では、「生活関連サービス業、娯楽業」のみが前年同月比減少。ほかの「宿泊業、飲食サービス業」「運輸業、郵便業」「情報通信業」などは増加した。
サービス産業全体の従事者数は3064万3400人で、同0.6%増加。宿泊業以外では、飲食店が0.5%減少、娯楽業が0.6%増加、道路旅客運送業が0.9%減少など。