総務省の労働力調査によると、今年3月の完全失業率(季節調整値)は2.6%で、前月比0.3ポイント低下した。このうち男性は2.8%、女性は2.4%で、それぞれ0.3ポイント、0.4ポイント低下した。
昨年8月に3.0%と、2017年5月以来の3%台。以降、5カ月連続で3%台にとどまったが、今年に入り3カ月連続で2%台と好転している。
同月の完全失業者数は188万人で、前年同月比12万人増加。このうち「勤め先や事業の都合による離職」が10万人増加。「自発的な離職(自己都合)」が1万人減少。「新たに求職」が12万人増加。
同月の就業者数は6649万人で、前年同月比51万人減少。このうち「宿泊業、飲食サービス業」は361万人で、同40万人減少。