地域経済活性化支援機構(REVIC)は4日、観光遺産産業化ファンドを通じ、遠野ふるさと商社(岩手県遠野市)への投資を実行したと発表した。地域商社としての経営基盤の強化、将来の経営者候補の人材育成を支援する。融資は8月19日付。今回の投資は同ファンドの第1号案件。
遠野ふるさと商社は、地元の公社から観光施設運営事業などを承継し、今年設立された。現在は道の駅「遠野風の丘」の指定管理者として、産直野菜・物産店、飲食店を運営しているほか、地域歴史博物館「伝承園」の施設運営、6次化産業商品開発などを行っている。