
国際観光施設協会(鈴木裕会長)の新年賀詞交換会が1月14日に東京都千代田区のホテルメトロポリタンエドモントで開かれた。
鈴木会長からの指名であいさつに立った浅野一行副会長=写真=は、過去最高のペースで推移する訪日インバウンドなどを背景に、「観光産業が成長軌道に乗る中、それを支えるハードをわれわれは研究、開発していかなければいけない」。他方で、各地で発生する自然災害に対して「大きなリスクにいかに立ち向かうかを研究する必要がある」と述べた。
ホテレスに出展 能登支援の展示も
国際観光施設協会は、2月4~7日に東京ビッグサイトで開催される国際ホテル・レストラン・ショーに出展する。総合テーマは前年に引き続き「ホスピタリティのくに日本を伝える」。
テーマ展示は、従来の(1)ホテル・旅館の耐震改修(2)新ユニバーサルデザイン客室研究(3)インテリア温故知新(4)観光交流空間のまちづくり研究会の活動報告(5)LINKED CITY(6)観光施設のフェーズフリー(7)木づかい活動(8)水辺観光(9)観光施設の脱炭素―に加え、能登半島被災地復興支援に関する展示を行う。