本保代表
国連世界観光機関（ＵＮＷＴＯ）駐日事務所（本保芳明代表）は7月3日、奈良市の奈良県コンベンションセンターで、「持続可能な観光地づくり推進国際ネットワーク（ＩＮＳＴＯ）等を活用した持続可能な観光地マネジメントの推進に関する説明会・意見交換会」を開催する。参加費は無料。
当日は、片山敏宏・観光庁参事官が「持続可能な観光の推進に向けた観光庁の取り組みと日本版『持続可能な観光指標』について」（仮題）講演し、三菱総合研究所による観光マネジメントに関する市場動向などの報告、運輸総合研究所による観光地マネジメントの推進に関する調査研究の説明などが予定されている。同事務所はＩＮＳＴＯの概要や加入地域の事例、支援策などについて述べる。問い合わせは同事務所、ＴＥＬ0742（30）3880。
ＩＮＳＴＯは観光指標を用いて地域の観光を持続的にモニタリング（評価、分析など）すると共に、世界に向けて情報発信・共有できるネットワークで、世界の約30地域が加入している。日本での加入地域はない。
同事務所は観光庁や運輸総合研究所と連携しながら、2020年度の新規事業として、関心を示す地方自治体などと共に、ＩＮＳＴＯに代表される観光指標を活用した持続可能な観光地マネジメントの推進に取り組んでいる。
本保代表
