全国旅行業協会(ANTA)は、9月1日に全国9地域11会場で実施した令和元年度「国内旅行業務取扱管理者試験」の結果を10月23日に発表した。合格者数は5645人で、合格率は前年度より0.9ポイント増加し40.5%となった。
受験申込者数は1万6090人。訪日外国人旅行者の増大による資格取得の需要があるものの、受験中心層である若年層の減少から、前年度よりも433人減った。当日の試験には1万3946人が臨んだ。
合格者の男女比率は、男性が51.4%、女性が48.6%。職業別では学生が48.8%、旅行業(旅行業者代理業含む)が10.6%だった。年齢別では24歳以下が50.2%と、例年通り、若年層が受験者、合格者の半数を占めている。最年少の合格者は14歳、最高齢は74歳だった。