国土交通省は、外国人旅行者の訪日促進に向けて、誘致を目指す地域の参考になるように、受け入れやプロモーションに功績のある人材を選定する制度を創設する。名称などは未定だが、インバウンド版の「観光カリスマ」のようなイメージを想定。来年1月にも認定者を発表する。
本保芳明・総合観光政策審議官は6日の専門紙向け定例会見で、「外客の受け入れ、プロモーションに努力し、顕著な功績のある各地域の人々を選び、できれば大臣の認定にしたい」と説明した。
初回は、有識者らでつくる選定委員会で30人ほどを選ぶ予定。来年1月に始まる訪日集中キャンペーン「YOKOSO!JAPANウイーク」の開会式で発表する考え。