和歌山県と同県内の4市町・地域によるキャラバンが9日、大阪市北区の観光経済新聞社関西支局に来社した。各地域のマスコットキャラクターとともに、現在実施中の観光キャンペーン「聖地リゾート!和歌山キャンペーン」の延長や、フルーツを使った誘客策など各地域の最新のイベントや誘客策を紹介した。
来社したのは、県観光局、県日高振興局、岩出市、湯浅町、白浜温泉旅館協同組合の関係者ら。南海トラフ地震臨時情報が夏の旅行需要に影響したことなどを受けて、聖地リゾート!和歌山キャンペーンが来年1月19日まで延長になることや、岩出市の道の駅「ねごろ歴史の丘」で開催する、クリやカキを使ったソフトクリームなどをランアップしての「秋の味覚スイーツフェア」、湯浅町の新鮮な魚介類を楽しめる10月27日開催の「紀州湯浅のギョギョっとお魚まつり」、日高振興局管内で実施する、ガイド付きウオーキング企画「熊野古道紀伊路を歩く」などを紹介した。
このうち、白浜温泉旅組は秋の海の美しさや白良浜でのライトアップイベント「SHIRARAHAMA Light Parade」、三段壁洞窟でのプロジェクションマッピング企画「星降る洞窟」など、宿泊して楽しめるコンテンツなどを紹介。
また、南海トラフ地震臨時情報の発出を受けて、白浜町内で取り組んだ避難経路の再確認や避難経路表示の改善などの取り組みも説明した。
キャラバンには、和歌山観光PRシンボルキャラクターの「わかぱん」、岩出市イメージキャラクター「そうへぃちゃん」、湯浅町のイベントのマスコットキャラクター「アジ君」「サバ君」も参加。それぞれ見どころなどをアピールした。