千葉県香取郡多古町とANA成田エアポートサービスなどは23日、多古町古民家「大三川邸」を再生事業に取り組むと発表した。
千葉県香取郡多古町(町長:所 一重、以下「多古町」)と株式会社マイナビ地域創生(本社:東京都新宿区、代表取締役:土屋 芳明、以下「マイナビ地域創生」)とANA成田エアポートサービス株式会社(本社:千葉県成田市、代表取締役社長:石田 洋平、以下「ANA成田エアポートサービス」)は、多古町の地域活性化を目的とした古民家「大三川邸」再生事業に協力して取り組みます。
今般、成田空港に隣接する多古町の古民家「大三川邸」を一棟貸し宿泊・多目的施設に改修し、観光客やワーケーション利用者の呼び込み等、交流人口・関係人口の創出に資する施設として活用します。本事業は、多古町における地方創生事業“多古町「農あるまちづくり」プロジェクト”によるものであり、多古町が国の地方創生推進交付金を活用してリノベーションをした古民家を全国各地域で地域資源を活かした事業創出を展開しているマイナビ地域創生が借り受けて運営等全般を担い、さらにANA成田エアポートサービスが国際線を中心とする成田空港で培った国内外のお客様への接客やサービスの知見・ノウハウを提供することで、顧客満足度の高いサービス提供し、地域の魅力を最大限に活かした事業を官民連携により展開するものです。
大型の豪農住宅を改修した母屋は、最大8名まで宿泊が可能であり、蔵を改修した離れは、キッズルームやシアタールームとして子供から大人まで遊びの場として、さらには企業研修やリモートワーク等のワーケーションの拠点としても活用が期待されます。そして、敷地内の高台には露天風呂が設けられており、成田空港を発着する飛行機を眺めながら、四季折々の田園風景を楽しめます。また、地元と連携して豊かな地域資源を活用した食事や農業体験などを提供することで、新型コロナ終息後には日本人だけでなく、外国人観光客の新たな農泊体験スポットとしての活用する計画です。
【施設概要】
事業形態|民泊施設
住 所|千葉県多古町飯笹630-1
営業開始|2021年4月予定
予約開始|2021年2月予定
定 員|最大8名(一棟貸し)
宿泊料金|未定
坪 数|約60坪
設 備|本館、離れ(シアター・研修ルーム)、露天風呂 等
<多古町概要>
自治体名:千葉県香取郡多古町
代表:町長 所 一重
人口:14,519人(令和2年4月1日現在)
世帯数:6,036世帯(令和2年4月1日現在)
<マイナビ地域創生概要>
社名:株式会社マイナビ地域創生
代表:代表取締役 土屋 芳明
本社:東京都新宿区新宿4‐1‐6 新宿ミライナタワー 26階
設立:2019年2月
<ANA成田エアポートサービス概要>
社名:ANA成田エアポートサービス株式会社
代表:代表取締役社長 石田 洋平
本社:千葉県成田市成田国際空港ANA成田スカイセンター6階
設立:2013年3月