北九州市は8月21日、2013年分の観光動態調査を公表した。昨年市内を訪れた観光客数は2565万4千人に達し、統計を取り始めてから過去最高を記録したことが明らかになった。観光消費額1千億5千万円も過去最高だった。
市観光・コンベンション課によると、過去最高の要因は、昨年、市制施行50周年を迎えて、多くの関連の行事・イベントが開催されたことによる。
一方、今年の観光客数の見込みについて同課では、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」が放映されているにもかかわらず、夏の大雨が影響し、前年に比べて10%前後の大幅減になるとの悲観的な見通しを立てている。
観光客は宿泊客、日帰り客とも、過去最高だった。観光客数は、小倉都心地区やスペースワールドなどがある八幡東田地区、門司港地区などが多かった。