旅行クチコミサイトの「フォートラベル」は9月26日、同サイト内で実施した「格安航空会社(LCC)の利用について」のアンケート調査の結果を発表した。利用してみたい航空会社は、1位ピーチ・アビエーション(就航予定)、2位ジェットスター航空、3位エアアジアX、4位ジェットスター・ジャパン(就航予定)で、5位にはジェトスター・アジア航空とエアアジア・ジャパン(就航予定)が並んだ。
1位のピーチ・アビエーションはANAなどが出資、設立したLCCで来年3月から関西国際空港を拠点とした運航を予定している。選択した理由では「ANA系列なので身近に感じるし、安心感がある」「ANAとの違いをみてみたいから」などの声が聞かれた。
2位のジェットスター航空は、オーストラリアのカンタス航空が設立したLCCで、主な行き先はオーストラリア。テレビ広告などの影響で認知度が高く、「名前をよく耳にする」「エコノミークラスでもレザーシートが採用されているのが良い」などの高評価が見られた。
3位のエアアジアXはマレーシアのLCC、エアアジアの関連会社で、日本国内からの主な行き先はクアラルンプール。韓国や中国、インドなどアジア諸国のほか、ヨーロッパ、オセアニアにも就航しており、「就航地が多くて便利そう」「スケジュールも良く、値段も手頃」など利便性を評価する声が多かった。
一方で、全体の37.3%は「LCCを利用したいとは思わない」と回答。理由は「安全面に不安がある」「遅延や欠航などが心配」などが挙がった。
フォートラベルのサイト内でアンケートを実施。現在日本に就航している、または就航が予定されている12社のLCCについて、今後利用してみたいものを複数選択方式で回答を得た。調査期間は8月22〜28日。