内閣府はこのほど、地域経済動向の6月分を公表した。3月の前回調査と比較した全国12地域の景況判断は8地域で上方修正、3地域で下方修正、1地域で横ばいだった。「持ち直しの動き」「緩やかに持ち直し」の判断が多くを占めた。
「持ち直しの動きが見られる」としたのは北海道、近畿、四国、九州、沖縄。「緩やかに持ち直している」は東海、北陸、中国。甲信越は「持ち直しに足踏みが見られる」と、前回調査から横ばい。東北、北関東、南関東も「足踏み」だが、前回調査から下方修正した。
分野別動きとして、各地域の宿泊稼働率に言及。「前年の水準をおおむね上回っている」とした。