全国観光圏推進協議会、新たな日本の旅を提案

  • 2015年12月5日

会見後フォトセッションに臨む関係者(前列左端が小林会長)

会見後フォトセッションに臨む関係者(前列左端が小林会長)

 全国観光圏推進協議会(小林昭治会長=八ヶ岳観光圏)は11月27日、都内で記者会見し、ゴールデンルートに代わる新たな日本の顔を目指す「全国観光圏ブランド化プロジェクト」を発表した。テーマは「UNDISCOVERED JAPAN(まだ知られていない日本)」で、全国12の観光圏の特徴を生かし、訪日外国人旅行者を中心に新たな日本の旅の楽しみ方を提案する。

 同協議会は2014年6月に発足した。(1)観光圏同士の情報共有(2)品質保証制度導入に向けた検討(3)人材育成研修(4)インバウンド獲得に向けた広域連携—などに取り組んでいる。

 小林会長は冒頭あいさつで「国内外から選ばれる国際競争力の高い、次世代のブランド観光地域を目指す」と述べ、日本版DMO(観光地域マネジメント・マーケティング組織)の確立に意欲を示した。

 全国観光圏ブランド化プロジェクトチームの植田佳宏代表(にし阿波〜剣山・吉野川観光圏)は「日本の魅力はゴールデンルートだけではない。多様性に富んだ本来の日本の魅力を体感できるエリアとして、地方に埋もれているまだ知られていない日本の魅力を『UNDISCOVERED JAPAN』として海外に向け発信していく」と強調。

 キーワードはSpiritual、Life、Culture、Exploreで、例えばCultureを体験できる場として雪国観光圏を挙げている。

 また、プロジェクトでは確かなサービス品質の提供を掲げており、「日本初となる宿泊施設、アクティビティーの観光品質認証制度である『SAKURA QUALITY』の導入に向けた取り組みを推進する」(植田代表)という。旅館などからの申請を第三者が評価する仕組みを構築する。
 このほか、ワンストップ窓口の整備、各観光圏の相互送客と予約手配も手掛ける意向だ。

 この日は東洋文化研究者のアレックス・カー、同協議会アドバイザーの清水慎一、立教大准教授の豊田三佳の3氏が登壇し、今後の活動に期待感を表明。

 「有名観光地を訪れることや世界遺産を見ることだけが観光ではない。今回の試みは大きな意味があり、展開を楽しみにしている」(カー氏)、「歴史、伝統文化に根づいた、地域らしさの発信が必要だ。(外客を)地域全体で受け入れる姿勢が大事で、その際、安心・安全の提供がキーワードになる。UNDISCOVERED ジャパンがこれから主流になってくるだろう」(清水氏)、「安心・安全が日本の強みであり、小さな施設でも品質が保証されていなければならない。SAKURA QUALITYに期待する」(豊田氏)などと述べた。

 12観光圏は、▽水のカムイ観光圏▽富良野・美瑛観光圏▽ニセコ観光圏▽ときめき佐渡・にいがた観光圏▽雪国観光圏▽八ヶ岳観光圏▽浜名湖観光圏▽海の京都観光圏▽香川せとうちアート観光圏▽にし阿波〜剣山・吉野川観光圏▽豊の国千年ロマン観光圏▽「海風の国」佐世保・小値賀

会見後フォトセッションに臨む関係者(前列左端が小林会長)
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