舞鶴市は「まいづる海自カレー」を市内12店舗で販売開始したと発表した。
京都府舞鶴市の新しいご当地グルメ「まいづる海自カレー」は、海上自衛隊舞鶴地方総監部に在籍する護衛艦や補給艦など9隻の艦艇、第23航空隊、舞鶴基地業務隊、第4術科学校から提供されたレシピを基に、艦長や指令が味見し、認定書を授与された12種類のカレーです。本年8月11日(金・祝)から、舞鶴市内の飲食店やホテル12店舗で販売を開始しました。
京都府北部に位置し、日本海側で唯一の旧軍港都市・舞鶴市(市長:多々見良三)は、海上自衛隊舞鶴地方総監部(舞鶴地方総監:菊地聡)に在籍する艦艇や部隊などで食べられているカレーを、舞鶴市内の飲食店やホテル12店舗で提供する「まいづる海自カレー」事業の開始にあたり、実施主体の舞鶴商工会議所(会頭:小西 剛)と海上自衛隊舞鶴地方総監部の3者で、連携協力する協定を平成29年7月14日(金)に締結。地域活性化の一環として、舞鶴の新たなご当地グルメ「まいづる海自カレー」を全国へ発信、アピールしてまいります。
平成29年8月11日(金・祝)から販売を開始した「まいづる海自カレー」は、海上自衛隊舞鶴地方総監部に在籍する護衛艦「みょうこう」や補給艦「ましゅう」など《9隻の艦艇》をはじめ、日本海側唯一の海上自衛隊航空基地の《第23航空隊》、部隊や機関の福利厚生や給食支援等の後方支援業務を行う《舞基地業務隊》、経理・補給・給養(調理)・監理(業務管理)の職種のエキスパート育成のためにスキルを教育する《第4術科学校》から提供されたレシピを基に、艦長や指令が味見し、「認定書」を授与された12種類のカレーです。
「まいづる海自カレー」を提供する各店舗とも、実際に調理を担当する隊員の指導を受け、手間暇かけた最高の味を提供するのはもちろんのこと、盛り付けや付け合せも工夫を凝らし、舞鶴でしか食べられない“ほんまもん”の海自カレーに仕上げました。
また、本年度の「まいづる海自カレー」事業に併せ、カレーレシピを提供した艦艇や部隊、カレーの特長、販売店舗などを紹介するガイドブック2,000部を市内に設置するほか、「まいづる海自カレー」オリジナルグッズなどがもらえるスタンプラリーを、平成30年3月31日(土)まで実施します。
【「まいづる海自カレー」 事業概要】
事業名称
「まいづる海自カレー」事業 ※平成29年度が初年度
事業期間
平成29年8月11日(金・祝)~平成30年3月31日(土)
主 催
舞鶴商工会議所
協 力
舞鶴市、海上自衛隊舞鶴地方総監部
まいづる海自カレー公式HP
https://www.maizuru-kaijicurry.com/
※フェイスブックやインスタグラムでも随時情報発信
事業内容
■「まいづる海自カレー」の販売
販売期間
平成29年8月11日(金・祝)~平成30年3月31日(土)
販売店舗
市内12店舗
艦艇・施設・部隊名、メニュー名・価格(税込)、アピールポイント、店舗名・概要
(1)多用途支援艦「ひうち」
チキンキーマカレー(1,380円税込)※サラダ付
多用途支援艦「ひうち」のカレーメニューの中で一番人気。スパイスの香りとたっぷり野菜の旨みが自慢のカレー。
Bayside Place M’s deli(ベイサイド プレイス エムズデリ)
〒625-0135舞鶴市字千歳897-1
電話:0773-68-1663(水曜日定休)
(2)補給艦「ましゅう」
絶品!コラーゲンたっぷりトロトロ牛すじカレー
(950円税込)※サラダ付
トロっとした牛すじの甘味とスパイシーな辛さの絶妙な味わいは、後を引く美味しさ。海を行く「ましゅう」をイメージした盛り付けが楽しい!
Clover Craft cafe & flower(クローバー クラフト)
〒625-0020舞鶴市小倉300-9
電話:0773-77-8701(水曜日・土曜日定休)
(3)護衛艦「まつゆき」
護衛艦「まつゆき」ビーフカレー
(通常780円、金曜日に限り700円税込)
欧風の濃い味の中に、桃のフルーティーな甘さと大人のスパイシーな風味が調和する刺激的な味。
吟味屋 マンボウ
〒625-0051舞鶴市行永東町22-1
電話:0773-63-7700(月曜日定休)
(4)護衛艦「ふゆづき」
護衛艦「ふゆづき」特製カレー(900円税込)
肉と野菜のうま味が詰まったフォンドボーに、軟らかく煮こんだ牛肉スライスと香ばしく揚げたジャガイモとニンジンが合わさった濃厚な味に仕上げたカレー。
5号棟カフェ
〒625-0080舞鶴市北吸1039-2
舞鶴赤れんがパーク5号棟内
電話:0773-66-1096(火曜日・水曜日定休)
(5)第23航空隊
23空(くう)ビーフカレー(1,000円税込)
※サラダ、コーヒー付
通常のカレーに加えて、バター、赤ワイン、フォンドボー入りのカレー粉を使用し、こくのある味に仕上げた。
お食事処 弁天
〒625-0080舞鶴市字北吸241-3
電話:0773-63-3964(土曜日・日曜日・祝日営業)
(6)護衛艦「みょうこう」
護衛艦「みょうこう」ビーフカレー(1,300円税込)
※牛乳、サラダ、アイスクリーム付
牛ロースを前日から煮込んで寝かせたブイヨンがベース。贅沢な旨味に、飴色になるまで炒めたタマネギの甘味が優しい、護衛艦「みょうこう」でNo.1人気のビーフカレー。
GORO SKY CAFE nanako(ゴロー スカイ カフェ ナナコ)
〒624-0912舞鶴市上安237五老ヶ岳公園内
電話:0773-63-0414(年中無休)
※冬期は天候により臨時休業する場合があります。
(7)舞鶴基地業務隊
舞監(まいかん)カレー(1,070円税込)
※牛乳、サラダ付
5時間以上じっくり煮込んだトロトロの国産牛スジは絶品!野菜の甘味と合わさって絶妙な味わい。舞鶴の全護衛艦の後方支援部隊・舞鶴基地業務隊のカレーは、唯一の「陸で作る海自カレー」。
アメイロ ビストロ アルル
〒624-0923舞鶴市魚屋252-2
電話:0773-76-6661(年中無休)
(8)護衛艦「ひゅうが」
護衛艦「ひゅうが」牛ヒレこくまろカレー(1,080円税込)
※サラダ、アイスクリーム付
食べごたえのある牛ヒレ肉を、赤ワインで煮込んだマイルドで高級感あふれるカレー。護衛艦「ひゅうが」のカレーライスを忠実に再現した。
御台所 セバル
〒624-0841舞鶴市引土300-11
電話:0773-75-3257(月曜日定休)
(9)第4術科学校
「元祖海軍」カレイライス(1,200円税込)
※牛乳、サラダ、ヨーグルト、フルーツ付
「海軍割烹術参考書」に基づいた元祖海軍カレー。時間をかけて鶏ガラスープを煮込み、牛肉と野菜に独自のスパイスを加え、2種のカレーパウダーで風味豊かに仕上げたスパイシーカレー。
カフェレスト 駅カフェ
〒624-0841舞鶴市字引土17(2階)
電話:0773-76-2552(不定休)
(10)護衛艦「せんだい」
護衛艦「せんだい」具材ゴロゴロカレー(800円税込)
具材が大きくダイナミックで、ガラムマサラの効いた本格派。カレーの海にご飯の船が浮かんでいて、見た目も楽しいカレー。
フォレスト
〒624-0841舞鶴市引土17-3 JR西舞鶴駅西口前
電話:0773-75-3187(水曜日定休)
(11)護衛艦「あさぎり」
あさぎりカレー(単品750円、セット950円税込)
※セットはサラダ、コーヒーまたは特製アイス付
鶏肉を使用したビタミン豊富な栄養価の高いカレーライス。丁寧に仕上げた“まろやかさ”も絶品。
舞鶴グランドホテル 1階レストラン「アクアマリン」
〒624-0854舞鶴市字円満寺124 JR西舞鶴駅前
電話:0773-76-7777(年中無休)
(12)掃海艇「すがしま」
掃海艇「すがしま」シーフードカレー(600円税込)
ひと口食べるとシーフードが香り、後からスパイスの香りが広がる。重厚で奥深く、食べ出したら止まらない!
彩り屋
〒625-0087舞鶴市余部下938-8
電話:0773-64-1028(不定休)
※ケータリングによる提供のみ
■「まいづる海自カレー」ガイドブックの制作、設置
冊子名称
「まいづる海自カレー ガイドブック」
体 裁
A5判、カラー10ページ
内 容
販売12店舗の紹介、市内観光案内、スタンプラリー実施
概要など
発行部数
2,000部
設置場所
《市内観光案内所》
・東舞鶴駅観光案内所 ※JR「東舞鶴駅」下車
・まいづる観光ステーション(西駅交流センター内)
※JR・京都丹後鉄道宮鶴線「西舞鶴駅」下車
・舞鶴赤れんがパーク総合案内(2号棟1階)
《舞鶴市商工観光センター 1階》
※JR「東舞鶴駅」下車、徒歩15分
《販売12店舗》
■「まいづる海自カレー」スタンプラリーの実施
催事名称
「まいづる海自カレー」スタンプラリー
実施期間
平成29年8月11日(金・祝)~平成30年3月31日(土)
内 容
スタンプラリー対象店舗(11店舗)のカレーを食べた方に、1店につき1個のスタンプを押印します。スタンプの数に応じて、オリジナルのグッズをプレゼントします。
※スタンプ台紙はガイドブック表4(裏表紙)にあります。
※スタンプラリー対象店舗は、カレー販売店舗(1)~
(11)までの11店舗です。
景 品
《スタンプ3個》
まいづる海自カレー オリジナル「缶バッチ」
《スタンプ7個》
まいづる海自カレー オリジナル「カレースプーン」
《スタンプ11個》
まいづる海自カレー完全制覇の「認定証」と「護衛艦
箸置き」(2個)
完全制覇した方の特典
11店舗を完全制覇した方の中から、抽選で30名様に「海上自衛隊舞鶴地方隊見学ツアー」にペアでご招待します。
※平成30年4月以降に実施予定。
交換場所
舞鶴市商工観光センター 1階窓口
交換時間:9:00~17:00
所在地:舞鶴市字浜66
※JR「東舞鶴駅」下車、徒歩15分
電話:0773-64-6800
休館日:平成29年12月29日(金)~平成30年1月3日(水)
「まいづる海自カレー」に関する一般の方からの問い合わせ先
「金曜日はカレーの日」プロジェクト事務局
(舞鶴商工会議所内)
電話:0773-62-4600(9:00~17:00)
※平成29年12月29日(金)~平成30年1月3日(水)
を除く
※舞鶴観光の情報は「まいづる観光ネット」を参照してください。
※状況によって、イベントの内容を変更・中止する可能性があります。予めご了承願います。
※参考:舞鶴市の紹介
舞鶴市は、縄文時代から交易の要所として繁栄し、明治34(1901)年の舞鶴鎮守府(旧海軍の統括機関)の開庁以来、日本海側で唯一の軍港都市として発展してきました。市内は、戦国武将・細川幽斎が築いた田辺城の城下町として古い町並みが残る「西地区」。平成28年度の「日本遺産」に 認定された旧海軍ゆかりの「赤れんが倉庫群」など、近代化遺産が数多く残る「東地区」を中心に形成されています。
現在、市内沿岸部には海上自衛隊舞鶴地方総監部、第八管区海上保安本部が設置され、「海上自衛隊」と「海上保安庁」の 拠点が同一の市に設置されている《全国で唯一》の都市です。
また、舞鶴は戦後13年間にわたり、海外から約66万人の 引揚者を迎え入れた「引き揚げのまち」でもあります。
平成27(2015)年10月、舞鶴引揚記念館が所蔵するシベリア抑留と引き揚げに関する資料570点がユネスコの「世界記憶遺産」 に登録されました。
人口:82,319人(平成29年8月1日現在推計人口)
面積:342.12㎢(平成28年4月1日現在)
市長:多々見良三(たたみ・りょうぞう)