京都市は7月1日から、世界遺産・二条城の入城時間を拡大する。朝夕の涼しい時間帯にゆっくりと観覧してもらうのが狙い。数量限定の特別朝食も提供する。
9月30日まで実施。現在、入城時間は8時45分から16時(閉城17時)だが、7~8月は8~17時(同18時)、9月は8~16時(同17時)となる。
7月10日から8月26日まで、国宝「二の丸御殿・大広間四の間」=写真=の特別入室を実施。「通常は廊下からのところ、大広間四の間に入室、障壁画(模写)や天井画、欄間彫刻を間近で鑑賞できる」という。
また、通常は非公開の清流園内の香雲亭で朝御膳を提供する。完全予約制で、料金は税込み3千円。1日40人限定。
問い合わせは元離宮二条城事務所、TEL075(841)0096。