京都市は8日、2019年度の二条城=写真=の入城者数が205万8152人だったと発表した。3年連続で200万人の大台を超えたが、新型コロナウイルスの影響で前年比4.6%減となった。
19年度は世界遺産登録25周年の節目に当たり、ライトアップや二の丸御殿の特別入室など「四季を通じて切れ目なく魅力ある事業を展開、3年連続で200万人以上の人にお越しいただいた」と文化市民局。
入城者数が最も多かったのは11月の二条城まつりで、25万7050人が足を運んだ。5月の天皇陛下即位に係る慶祝事業(無料開放)には24万6478人の入城があった。
新型コロナの影響からか、今年2月から入城者が減り始め、3月は同68.9%減の6万2812人にとどまっている。4月になっても減少に歯止めがかからず、1~6日は4818人で、前年同時期の7万8419人を大幅に下回っている。