運行開始セレモニー
日の丸自動車興業、ＪＴＢ、京阪バスの3社が昨年6月に設立したスカイホップバスマーケティングジャパンは、乗り降り自由な周遊型観光バス「スカイホップバス京都」の運行を4月13日、京都で始めた。
訪日外国人旅行者をターゲットにした2階建てオープントップバスで観光地を巡る。東京では既に2ルート展開しており、利用の90％以上が訪日外国人旅行者。
京都では、京都駅烏丸口を起点に京都市内主要観光地11カ所にバス停を設けた。二条城や金閣寺、京都御所、平安神宮など人気の観光地を周遊する。運行ダイヤは午前9時から午後5時まで30分間隔で1日17本運行（最終便は午後6時39分に京都駅着）。
乗車料金は、1日券（24時間）は大人3500円、小人1700円。2日券（48時間）が大人6千円、小人3千円。
旅行者の利便性と、京都の公共交通機関の混雑緩和を目指す。初年度は5万人の利用を見込む。今後は利便性向上に向けて（1）運行本数を増便し、運行間隔を短縮（2）キャッシュレス対応の拡充、ＱＲコードによる決済などの導入（3）京都市内から京都府下全域への人流拡大（ＪＲ西日本、京阪グループとのコラボレーション）―を展開する。
運行開始セレモニー
