
観光庁が13日に発表した今年4月の主要旅行業58社の旅行取扱状況(速報)は、総取扱額が4638億3742万円で前年同月比36.5%増、前々年同月比は5.3%増だった。内訳は、国内旅行が同39.2%増の2835億2700万円、海外旅行は同29.2%増の1744億9701万円、外国人旅行は同405.8%増の58億1341万円。
分野別に前々年同月比を見ると国内旅行が0.4%増、海外旅行が同14.9%増、外国人旅行が同8.3%減だった。
募集型企画旅行の取扱状況は、総取扱額が前年同月比50.2%増の1197億2936万円だった。このうち国内旅行は同66.9%増の635億3563万円、海外旅行は34.3%増の558億4676万円、外国人旅行は同779.4%増の3億4698万円。前々年同月比は国内旅行が1.1%減、海外旅行が26.1%増、外国人旅行が13.5%減で、合計では9.9%増。
募集型企画旅行の総取扱人数は、前年同月比60.6%増の296万9664人。内訳は、国内旅行が同63.9%増の262万5296人、海外旅行が同32.9%増の32万5169人、外国人旅行が同812.5%増の1万9199人だった。
KNTツーリストの観光庁への報告数値のうち、前年実績の値に誤りがあったことから、対前年比の値は本社で正しい数値に基づき算出した。