観光庁が7日に発表した今年6月の主要旅行業58社の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額が5048億5623万円で、前年同月比14.3%増、前々年同月比1.5%増だった。内訳は、国内旅行が前年同月比10.6%増の3034億9288万円、海外旅行が同19.4%増の1965億787万円、外国人旅行は同91.6%増の48億5548万円。
分野別に前々年同月比を見ると、国内旅行は0.6%減、海外旅行が同5.5%増、外国人旅行が同11.2%減。
58社中、取扱額の合計が前年を超えたのは51社だった。
募集型企画旅行の取り扱い状況は、総取扱額が前年同月比18.0%増の1169億3398万円だった。このうち国内旅行は14.8%増の596億5324万円、海外旅行は同21.3%増の570億3310万円、外国人旅行は同126.9%増の2億4763万円。前々年同月比は国内旅行が21.7%増、海外旅行が同45.1%増、外国人旅行が同25.9%減で、合計では31.9%の増加だった。
募集型企画旅行の総取扱人数は、前年同月比13.3%増の266万5147人。内訳は国内旅行が同12.3%増の234万621人、海外旅行が同19.1%増の31万2380人、外国人旅行が同141.1%増の1万2146人。前々年同月比は国内旅行が5.7%減、海外旅行が0.4%増、外国人旅行が21.3%減、合計では5.1%減だった。